8/21本日、新潟日報「あーとぴっくす」で、コンサートの紹介

8/21
新潟日報 朝刊 文化欄の
「あーとぴっくす」で8/26(日)17:30~の
「アメツチニ祈ルー山本公成×中野亘コンサートin 新潟県政記念館」の
紹介が掲載されました。↓





「笛の音に包まれて」

 私がお預かりしている法然院は京都の東山、お盆の送り火で名高い大文字山の西側に連なる善気山を境内としている。法然院で演奏会を開かれていた山本公成さんと個展を開かれていた中野亘さんが出逢い、山門前の階段から庭園に、方丈から庭園に、そして森へと、山本公成さんが吹く世界各地の笛と中野亘さんの奏でる土笛が響く。私が嫌いな言葉は「自然と人間の共生」だ。人間は自然の一部以外の何者でもないのに人間の周囲にある人間とは別個の存在のように自然を捉える西洋流の明治時代以降の悪癖は今すぐ改め、自然とは目に見える対象ではなく自分自身も生かされている生き物同士の支え合いのしくみ(すなわち佛教で言うと縁起の道理)を表す言葉だと いう意識を取り戻してゆきたく思う。鳥たちのさえずり、そよぐ風と共演し、森に溶け込むお二人の音の対話に心身をゆだねるひとときは、人が自然の一部であることを思い出す掛替えのない時空を創り出している。合掌

法然院 貫主 梶田真章
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